冬になり温かい服装になると「なんだか太って見える…」と感じたことはありませんか。
ふっくらしたニットや厚手のコートは温かい魅力がありますが、気がづけば全体がもこもこして見えてしまうのもこの季節ならではの悩みではないでしょうか。
実はその着ぶくれ感、服のせいだけではなく私たちの姿勢や体の使い方にも原因があるのです。

寒さで肩をすくめたり、背中を丸めたままスマホをのぞき込んだり。
そんな日常の小さな習慣が積み重なると、首から肩、背中のラインが丸くなってゆき胴回りに厚みが出たように見えてしまいがち。
そして下半身の筋力が落ちてゆくとお腹が前に出る姿勢になりやすいため、全体が重たく見える印象に。
つまり着ぶくれして見える体の土台は、知らず知らずのうちに生活習慣の中で出来上がっているとも言えるのです。
そんなときこそ、まずは服よりも自分の姿勢に目を向けてみましょう。
鏡の前に立ち、横から自分の姿をチェックしてみるだけでも大きな発見があります。
背筋が伸びて軽くあごを引くだけでシルエットが一気にすっきりと整い、同じ服でも軽やかな印象に変わってゆくのではないでしょうか。
姿勢を整えることは、こういった見え方に抜群の効果が期待できるのです。
それにプラスして 根本的に体を引き締めるためには、日常に軽い運動を取り入れることが大切です。
といっても本当に気軽にできるものでじゅうぶnです。
どんな運動から始めたらよいのか迷う、という方におすすめなのがウォーキング。
歩くことで全身の筋肉をバランスよく使い、体幹が自然と鍛えられて姿勢も美しく保ちやすくなります。
それこそ今ますぐに始められる手軽さも魅力です。
寒い季節は外に出るのが億劫になりがちですが背筋をしゅっと伸ばして歩いてみましょう。
歩いているうちに体が温まり心までほぐれていくのを感じられるはずです。
そして気分よく歩くことで気持ちがすっとリセットされる感覚も味わえると思います。
日々のこうした小さな積み重ねが、着ぶくれ知らずのボディに近づくのにきっと役立ちます。
着ぶくれしやすい季節こそ、姿勢を意識しながら一歩進んだボディメイクを心がけてみましょう。